一般社団法人あまいろソーシャルオフィス 社会福祉士 梶原万里子


第62回目のシニアビジネス交流会のシニアライフの学びは、あまいろソーシャル・オフィス代表 梶原万里子さんにお話していただきました。

今日の事例は、引きこもり対策の専門家の社会福祉士のお話でした。

全国に成人引きこもりが60万人、未成年が40万人いるとのことでした。

未成年は成長は早い、1年ほど引きこもってもキャッチアップして、身体も心も成長して、8割は復活する。一方、成人引きこもりにはならないということでした。

それに対して、成人引きこもりは、立ち直りに時間がかかると。人間関係のつまづきがトリガーなんですね。

そうですよね。わかる。

親が死んでしまってその後、社会とのつながり窓口がなくなり、孤独死するというお話し、びっくりですね。

障害がないと、64歳以下は公的機関につなげられないので専門家の役割がある。

ゴールを無理に就職することに限定せずに、社会との関わりがとれることをゴールにするというあたりがなるほどと思いました。

韓国・イタリアは家族の結びつきが強く引きこもりがある。

一方、子供を家から外に出す文化があるアメリカは逆にホームレスになるって、これもなるほどって感じですね。